ドメーヌ・ベッソンDOMAINE BESSON
2025年07月07日
フランス・ブルゴーニュ地方のシャブリ地区に本拠を構える家族経営のワイナリーです。その歴史は1902年に遡り、現在は4代目のジュリアン・ベッソンが中心となり、伝統と革新のバランスを大切にしたワイン造りを行っています。所有する畑は約21ヘクタールに及び、シャブリを代表するクリマ「モン・ド・ミリュー」「フルショーム」などのプルミエ・クリュも含まれています。
ベッソン家の特徴は、畑の自然な個性を尊重したビオロジック栽培に加え、醸造においてもミニマルな介入主義を徹底している点です。シャブリの特徴であるミネラル感やピュアな酸を際立たせるために、ステンレスタンクでの発酵・熟成を主体とし、オークの使用は極めて控えめ。清澄やろ過も最低限に抑えることで、テロワールのニュアンスを忠実に表現したスタイルが魅力です。