「ランスの山」という意味のシャンパーニュの産地であるモンターニュ・ド・ランス。山がちな土地だが標高はそれほど高くなく、300mほどの高台状の丘の裾野を取り囲むように設けられた畑は栽培に適した地形でピノ・ノワールの栽培が多い。味わいは丘陵の北側と南側で異なり、北側のピノ・ノワールは、日照時間の関係から酸が強く、洗練された繊細さを醸し出し、南側はまろやかで芳醇、フルボディな味わいが強み。