作地の8割が格付けシャトーという高貴な村、サン・ジュリアン メドックの中では作付面積が最も少なく、畑の高低差が少なく均質な土壌で、緩やかに流れる河沿いに面する厳選されたテロワール。北部はやや粘土質が多く厚みのある比較的ボディのしっかりしたタイプ、南部は砂利質が多く緻密でしなやかなスタイル。元は1つのシャトーだったが、相続問題で分割されたレオヴィル3兄弟シャトーもある。格付け1級は不在だが、格付け11シャトーのうち5シャトーが2級を占める、安定感を誇る堅実な銘醸地。